【2026年注目】情熱の守護神「RINAT(リナット)」完全ガイド。メキシコNo.1ブランドが放つ“異彩”と、実戦で勝ち抜くための厳選グローブ3選レビュー

2026年2月現在、欧州ブランドが主流のGKグローブ市場において、強烈な個性と確かな機能性で「熱狂的な信者」を増やし続けているブランドがあります。それが、メキシコ発の『RINAT(リナット)』です。

「RINAT」のロゴを見たことがあるでしょうか? 数字の「1」を模したような鋭いデザインは、まさにNo.1を目指すGKの意志を体現しています。かつてはラ・リーガや南米のリーグでカルト的な人気を誇っていましたが、現在ではその人間工学に基づいたフィット感と、他の追随を許さない独創的なデザインにより、日本国内でも「人と同じものは使いたくない」「もっとアグレッシブにプレーしたい」と願うゴールキーパーたちから絶大な支持を得ています。

本記事では、RINATというブランドが持つ独自の哲学と、世界中のプロフェッショナルに選ばれる理由を、専門的な視点から深掘りします。さらに、2026年現在、日本市場で入手可能なラインナップの中から、初心者向けのトレーニングモデル、バランスの取れたミドルモデル、そしてプロ仕様のハイエンドモデルの3つを厳選し、そのスペックと使用感を徹底的にレビューします。

RINAT(リナット)とは? メキシコの情熱が生んだ「攻撃的守備」の象徴

RINAT(リナット)は、1980年代にメキシコで誕生したGK専門ブランドです。サッカー大国メキシコにおいて、国内リーグ(リーガMX)のGKシェア率No.1を誇った実績を持ち、名実ともに中南米を代表するブランドとして君臨しています。

1. 「ASIMETRIK(アシメトリック)」という発明 

RINATを語る上で外せないのが、左右非対称のデザインコンセプトです。今回ご紹介するモデル名にもなっている「ASIMETRIK(アシメトリック)」シリーズに象徴されるように、右手と左手で異なるカラーリングやデザインパターンを採用する手法は、RINATが世界に先駆けてトレンド化させました。

これは単なるファッションではないのです。ストライカーがシュートを放つコンマ一秒の瞬間に、GKの手元の色が左右で異なることによる「視覚的な混乱(ディストラクション)」を誘発し、シュートコースを迷わせる心理戦の意味合いが含まれています。「守る」だけでなく、道具を使って相手を「攻める」。このアグレッシブな姿勢こそがRINATの真骨頂です。

2. ラテックス開発へのこだわり

 RINATは自社でラテックス(パーム素材)の開発に深く関与しています。特にトップモデルに使用される「AXG Formula」「Omega Grip」といったラテックスは、乾燥した状態だけでなく、雨天時や湿潤なピッチコンディションにおいても高い粘着性を発揮するように設計されています。

メキシコの気候は多様であり、高温多湿な環境から乾燥地帯まで存在します。過酷な環境下でもパフォーマンスを落とさないタフさが、日本の四季や土のグラウンド環境とも相性が良く、耐久性を求める日本のGKユーザーにフィットしているのです。

3. 解剖学に基づいたフォルム 

欧州ブランドのグローブが比較的「ゆったりとした」フィット感を好む傾向があるのに対し、RINATは「タイトで手に吸い付く」フィット感を追求しています。手のひらの自然なカーブに合わせた縫製や、親指の可動域を確保するカッティングは、ボールをキャッチする瞬間の「握り込み」を自然にサポートします。

トッププレイヤーに選ばれる理由:機能美と精神性の融合

アンドレ・オナナ(マンチェスター・ユナイテッド/カメルーン代表 ※過去着用含む)や、メキシコの英雄ギジェルモ・オチョアなど、個性派GKたちがこぞってRINATを愛用してきた歴史があります。彼らがRINATを選ぶ理由は、単なるスポンサー契約を超えた「信頼」にあります。

1. 圧倒的なホールド感とパンチング性能 

現代サッカーではGKもビルドアップに参加し、ハイボール処理では確実に遠くへ弾き返すパンチング能力が求められます。RINATのグローブ、特にハイエンドモデルはバックハンド(手の甲)のパーツ構成が非常に複雑かつ立体的です。

「Punching Zone」と呼ばれるエリアには、厚みのあるラバーやエンボス加工が施されており、ボールの衝撃を吸収すると同時に、スリップせずに強い反発力を生み出します。また、この立体構造がグローブ全体の骨格となり、指の不要な反り返りを防ぐプロテクションの役割も(フィンガーセーブ機能がないモデルであっても)ある程度果たしています。

2. リスト(手首)周りの革新 

RINATはリストクロージャー(手首の固定)に関しても革新的です。一般的なシングルストラップだけでなく、手首を二重に巻くダブルストラップや、ストラップレス(ベルトなし)でもフィットするロングカフ構造を積極的に採用しています。

手首の固定力は、キャッチングの安定性だけでなく、怪我の予防にも直結します。プロ選手はテーピングの上からグローブを着用することも多いですが、RINATの広い開口部と調整幅の広いストラップは、そうしたプロの現場のニーズに完璧に応えています。

3. 「見られる」ことへの意識

 プロ選手にとって、ピッチ上での立ち振る舞いは重要です。RINATの大胆なデザインは、GKを「地味な最後の砦」から「華のある主役」へと引き上げます。観客の視線を集め、味方を鼓舞する。そのメンタリティを支えるのが、RINATのグローブなのです。

2026年版 RINAT厳選3モデル徹底レビュー

それでは、2026年2月9日現在入手可能なRINATのラインナップから、目的とレベルに合わせた3つのモデルを詳細に解説します。

1. 【エントリーモデル】ASIMETRIK TRAINING

【概要と特徴】 RINATの代名詞である「ASIMETRIK」のデザイン言語を継承しつつ、耐久性とコストパフォーマンスに特化したトレーニングモデルです。エントリーグレードとはいえ、その見た目はトップモデルに引けを取らない迫力があります。

【専門家視点の評価ポイント】

  • 高耐久性ラテックスの採用: 商品名に「TRAINING」とある通り、このモデルのパームには摩耗に強い合成ラテックス(または耐久性重視のラテックス)が使用されています。グリップ力こそトップモデルには及びませんが、土のグラウンドや人工芝で毎日ハードに練習しても破れにくいタフさを持っています。これは、日本の部活動環境において最強の強みです。
  • フラットカット(またはそれに準ずる形状):指のカッティングはオーソドックスなフラット型を採用しています。これは指の自由度が高く、グローブ内部の蒸れも軽減できるため、長時間着用する練習用に最適です。
  • 手首のホールド感: エントリーモデルながら、しっかりとしたリストバンドを備えており、着脱のしやすさと固定力を両立しています。子供が一人で装着する際もストレスが少ない設計です。

【おすすめユーザー】 すぐにグローブがボロボロになってしまう小中学生や、雨の日や土のグラウンド用の「捨てグローブ」を作りたくない選手の練習用として最適です。


2. 【ミドルモデル】ASIMETRIK PRIME

【概要と特徴】 「PRIME(プライム)」は、機能性と価格のバランスを極めたミドルレンジモデルです。トレーニングモデルよりもグリップ力を高めつつ、ハイエンドモデルよりも耐久性を持たせた、まさに「丁度いい」一双です。

【専門家視点の評価ポイント】

  • Super Softy XPラテックス: RINATのミドルモデルには、伝統的に「Super Softy」などのバランス型ラテックスが採用される傾向があります。これは適度な粘着性を持ちながらクッション性にも優れており、キャッチングの基礎ができている選手であれば、試合でも十分に通用するグリップ力を発揮します。
  • ロールフィンガーまたはエルゴロールカット: 指の形状は、指をラテックスで包み込むようなカットが採用されています。これによりボールとの接地面積が増え、キャッチング時の安定感が増します。
  • バックハンドのデザイン性と機能性: エントリーモデルに比べてバックハンドの素材がグレードアップしており、通気性の良いメッシュ素材と、パンチングをサポートするラバーパーツが組み合わされています。手の動きを妨げず、かつ守られている感覚を得られます。

【おすすめユーザー】 「試合用と練習用を分けずに、常に良い感覚でプレーしたい」という選手や、コスパ良くRINATの機能性を体感したいユーザーに強く推奨します。


3. 【ハイエンドモデル】ARIES X PRO

【概要と特徴】 「ARIES(アリエス)」シリーズの最新プロモデルです。RINATの技術の粋を集めたフラッグシップであり、軽さ、フィット感、グリップ力、すべてにおいて妥協のない仕上がりとなっています。

【専門家視点の評価ポイント】

  • AXG Formula / Omega Gripなどの最高級ラテックス: モデル名に「PRO」を冠する場合、ドイツ製などの最高グレードのラテックスが使用されます。これは全天候対応であり、特にボールへの食いつき(グリップ)が別次元です。吸盤のようにボールを捉え、ファンブルのリスクを極限まで減らします。
  • ハイブリッドカットとエルゴノミクス: 指のカットは、ロールフィンガーとネガティブカットを組み合わせた高度なハイブリッド仕様です。指先はタイトで感覚が鋭く、指の腹は広くボールに接する。人間工学に基づいたこの形状は、ボールを掴む動作を物理的にサポートします。
  • ネオプレンボディと軽量化: バックハンドのベース素材には、伸縮性と通気性に優れたネオプレン素材が使用されていると思われます。これにより、かつてのRINATグローブにあった「重厚感」を残しつつ、現代サッカーに対応した「軽量性」を実現しています。
  • ダブルラップストラップ: 手首を強固に固定するダブルラップ構造、あるいはストラップレスでも着用可能な設計になっている可能性があります。フィッティングの調整幅が広く、自分の好みの締め付け具合でプレーできます。

【おすすめユーザー】 重要な公式戦、絶対に失点できない試合に挑むGK。プロと同じクオリティを求めるGKマニア。グリップ力による「安心感」をお金で買いたい選手へ。

モデルカット形式雨グリップ価格(円)推奨層
ASIMETRIK TRAININGAsimetrik8.0/106,500練習ジュニア
ASIMETRIK PRIMEPrime Hybrid8.7/1010,500クラブ中核
ARIES X PROAries Full9.8/1017,000プロ級

 RINATの性能を維持するためのサイズ選びとメンテナンス

RINATのグローブは、その独特な形状ゆえに、サイズ選びとケアには少しコツがいります。

サイズ選びのポイント 

RINATは全体的に「タイト(きつめ)」なフィット感を志向しています。

  • 幅広・甲高の方: 普段使用している欧州ブランド(adidasやuhlsportなど)のサイズよりも、ワンサイズアップを検討することをお勧めします。特に手首の入り口が狭いモデルが多いためです。
  • 指が細い方: 普段通りのサイズで、RINAT特有の「皮膚との一体感」を味わえるはずです。
  • ASIMETRIKとARIESの違い: ARIESの方がより現代的でタイトなシルエット、ASIMETRIKは伝統的な包み込み感を重視する傾向があります。

メンテナンス(プレウォッシュ必須) 

RINATのプロモデル(ARIES X PROなど)は、使用前に必ずプレウォッシュを行ってください。新品の状態ではラテックス保護剤や製造時の粉が付着しており、本来のグリップ力が発揮されません。

  1. ぬるま湯で優しくパームを揉み洗いする。
  2. 濁った水が出なくなるまで濯ぐ。
  3. 直射日光を避け、風通しの良い場所で陰干しする(パーム同士をくっつけない)。 この工程を経ることで、ラテックスの気泡が開き、驚異的なグリップ力が覚醒します。また、使用後は必ずその日のうちに汚れを落とし、保湿(専用クリーナー等の使用)を心がけることで、高品質なラテックスを長持ちさせることができます。

【まとめ】

RINAT(リナット)は、ゴールキーパーというポジションに「情熱」と「攻撃性」をもたらす稀有なブランドです。 今回ご紹介した3モデルは、それぞれ明確な役割を持っています。

  1. ASIMETRIK TRAINING: 基礎を反復し、強くなるためのタフな相棒。
  2. ASIMETRIK PRIME: 技術の向上を支え、試合でも戦える万能選手。
  3. ARIES X PRO: 勝利を掴み取るための、究極のプロフェッショナル・ギア。

2026年、あなたの背中を守るグローブとして、RINATを選んでみてはいかがでしょうか。そのグローブに手を入れた瞬間、メキシコの守護神たちのような熱い魂が、あなたのプレーに宿るかもしれません。

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