ブランドの起源と理念
GAViC(ガビック)は、日本で展開されてきたキーパーグローブブランドで、「GAIN VICTOR(勝利をつかむ)」というブランド名にその思想が込められています。公式サイトでは「プロからアマまで、さまざまなGKの意見を反映」し、「日本人の手の大きさや指の長さ」に合わせて設計を繰り返してきたと明言しています。
また、タイトなシルエット設計を重視し、屈曲性とフィット感のバランスを追求していることもブランドの大きな特徴です。

“日本人仕様”へのこだわり
GAViCの2025年モデル紹介ページには、「日本人の手の大きさや指の長さを考慮して、修正を繰り返したシルエット」が採用されているとあります。
この設計思想は、小学生やジュニアGKにもフィットしやすいという強みになっています。
プロ選手からアマチュアまでの支持
公式サイトの「Team / Player」ページには、多くのプロGKやクラブGKが GAViC のグローブを使っており、ブランドの技術的信頼性が高いことを示しています。
加えて GAViC は累計販売 10 万双突破のキャンペーンも行っており、GKコミュニティでの浸透度も高い。
GAViC のキーパーグローブ設計思想:性能と機能
1 指のカッティング(フィンガーカット)
GAViCは「用途別・プレースタイル別」に指のカッティングを複数用意。たとえばタイトフィット/キャッチ重視/安定性重視など、GKのニーズに応じて選べる構成です。
2 パーム(手のひら)素材選び
パームには天然ラテックスを採用。モデルによっては「厚み」「柔らかさ」「グリップ特性」が変えてあり、練習/試合/用途別選択が可能です。
3 ノンスリップゲル(内部ゲル構造)
多くのマトゥーシリーズには内部に特殊ゲルを搭載しており、グローブのズレを抑えつつグリップ安定性を高める工夫があります。
4 ヒガキグリップ(バックハンド)
GAViC の中・上位モデルでは、3Dラバー構造のヒガキグリップを採用。指の動きを妨げず、多方向からのアプローチ(シュート)でもフィット感を保つ設計です。
GAViC のおすすめグローブ 3 モデル(初心者~上級者向け)
以下、用途・レベル別におすすめの GAViC グローブを 3 モデル紹介します。
初心者向け:GAViC フォーカス 6
- 価格:¥4,290(税込)
- サイズ:4、5、6、7号
- 指カッティング:フラットカット(安定感優先)
- パーム素材:厚みのあるラテックス(試合・練習両対応)
- ストラップ:2点止め+スリット仕様で手首に安定感と着脱性を両立。
- おすすめポイント:ジュニア世代に定番の入門モデル。価格と性能のバランスが非常に良く、GK初心者や練習用に最適。
中級者向け:マトゥー イノベーティブ マルチ
- 型番:GC3215、価格 ¥7,700(税込)/2025年モデル
- 指カッティング:イノベーティブカット(タイトフィット)
- パーム素材:柔/ニュウ(厚さ・柔らかさを試合・練習両面で最適化)
- 手の甲:ヒガキグリップを採用、小指まで巻き込むデザインでフィット感強化。
- 内部:ノンスリップゲルでズレを抑制。
- おすすめポイント:中級者やマルチ用途(練習・試合・異なるグラウンド)を想定するGK向け。コストパフォーマンス重視。
上級者向け:マトゥー イノベーティブ プロ
- 型番:GC3015。価格は定価 ¥14,300(税込)、セールでは ¥9,900 程度で販売されることも。
- サイズ:7、8、9、10号(成人・ジュニア後期向け)
- 指カッティング:イノベーティブカット+メッシュ指マチで通気性と耐久性を両立。
- 指先:ホールド感と耐久性を両立するラテックスパーツ配置。
- パーム:吸/キュウ(強力グリップ)
- 手の甲:3Dラバー ヒガキグリップ(進化版)で指の可動性とグリップ性を両立。
- 内部ゲル:改良されたノンスリップゲルでズレを抑制。
- おすすめポイント:フィット感とグリップ力を最重視する上級者/試合用キーパーに最適。
仕様比較表
| モデル | 価格(税込) | 指カッティング | パーム素材 | 手の甲 | 内部/その他機能 | 推奨用途 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| フォーカス 6 | ¥4,290 | フラットカット(安定重視) | 厚めラテックス | ‒ | 2点ストラップ+スリット手首 | 入門/練習 |
| マトゥー イノベーティブ マルチ | ¥7,700 | イノベーティブカット(タイト) | 柔/ニュウ ラテックス | ヒガキグリップ | ノンスリップゲル | 練習+試合(マルチ) |
| マトゥー イノベーティブ プロ | ¥14,300(セール時 ¥9,900) | イノベーティブカット + メッシュ指マチ | 吸/キュウラテックス | 進化版ヒガキグリップ 3Dラバー | ノンスリップゲル + 強化ラテックス先端 | 上級/試合重視 |
ジュニア(子ども)向けサイズ選びガイド

1 GAViC のサイズ展開と特徴
- フォーカス 6は公式で 4号~7号 のサイズ展開があり、小学生・ジュニアGKに非常に適した選択肢。
- 中級/上級モデル(マトゥーシリーズ)は、モデルによっては 5〜9号 など成人サイズが中心。例えばマルチ(GC3215)はサイズ 5–9号。
- プロモデル(GC3015)は 7–10号。
2 手のサイズ測定のポイント
- 中指先端〜手首までの長さ を測る:多くの販売店・ブランドがこの指標を“号数”の基準にしている。
- 手囲(掌周り)もチェック:手の幅や厚みが大きいと、ぴったりサイズでもきつく感じる可能性がある。
- 成長を見越す:小学生の場合、多少余裕があってもよい。ただし大きすぎると指操作性やキャッチングに支障が出る。
- 試着できれば理想:店舗があるなら実際に着けてみて、フィット性・指の可動域・手首のストラップ感を必ず確認する。
GAViC グローブを選ぶ際のポイントと戦略
1 複数本使い分けの利点
練習/試合/グラウンド環境(芝・土・雨)を想定して、複数本を役割別に持つことでグローブ寿命が延び、コスパが向上。
GAViC のようなラインナップ豊富なブランドなら、例えば「フォーカス 6(練習用)」+「マルチ(試合用)」などの組み合わせが自然かつ効率的。
2 予算と性能のバランス
- 初めてグローブを複数本揃える際は、まず フォーカス 6 などのエントリーモデルを1本用意。
- その後、試合用途やフィット感を重視するなら マルチ → プロ への段階的アップも検討できる。
- 高性能モデル(プロ)を最初から複数本買うのはコストが大きいため、段階を踏んだ導入が賢明。
3 メンテナンス習慣の重要性
- 使用後は泥・砂・水分を必ず落とす(特に天然ラテックスパームは劣化しやすいため)
- 陰干しで自然乾燥させる。
- 保管時は直射日光を避け、ラテックスを傷めないように平らな場所か専用バッグを使う。
GAViC の将来的なステップアップ戦略
- 技術が上がってきたら:まずは練習用+試合用の使い分けから、将来的に “プロ/高性能モデル” を追加。
- サイズが変わったら:ジュニアサイズから成人サイズへ移行するタイミングで、より上級仕様を選ぶのが自然。
- 用途を広げたいなら:ロールカット、ネガティブカット、複合素材パームなど、マトゥーシリーズの他モデルを使い比べてみる。

まとめ(記事結び)
- GAViC(ガビック)は、「日本人の手」にフィットさせる設計、美しいタイトシルエット、多彩な用途・環境対応を重視したGKブランド。
- 入門~上級向けまで、フォーカス 6 → マトゥー マルチ → マトゥー プロという流れで揃えることで、段階的な成長や用途使い分けが可能。
- ジュニア GK でも、サイズ選び・使用目的をきちんと考えてグローブ選びをすれば、無駄なく長く使える。
- 複数本を持つ戦略、定期的なメンテナンス、将来へのステップアップを見据えた選択が、コスパとパフォーマンスを両立する鍵となります。


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